Meadow

2. インストール

2.1 Netinstaller によるインストール

Meadow-1.15 から、インストールを自動化する Netinstaller が提供されるようになりました。これを使うと、 Cygwin と同じように、ネットワーク経由で Meadow 本体と elisp パッケージを簡単にインストールできるようになります。

入手方法

Meadow の配布ページ から setup.exe を入手します。これが Netinstaller の実体です。

インストール

入手した setup.exe を、マウスでダブルクリックして実行します。 後は、ダイアログの指示に従ってインストールするだけです。

2.2 従来手法でのインストール

前準備

Meadow は圧縮されたパッケージで配布されるので、 展開するためのプログラムが必要です。 事前に、tar を入手してインストールしておきます。

Meadow 本体やそのライブラリ、そして GNU のソフトウェアは、 通常 tar + gzip 形式(tar で作成したアーカイブを gzip で圧縮した形式) で配布されます。 この形式のファイルは、".tar.gz"、または".tgz"という拡張子を持ちます。 特に GNU 製の tar を利用することで、このファイルを簡単に展開できます。

tar 以外にも WinZip など Windows で一般的なアーカイブツールでも展開可能です。 お好みのツールを使ってください。

Meadow の入手

Meadow の配布ページ から、Meadow の最新版を入手します。 2003/05/22現在の最新バージョンは、Meadow 1.15 です。 ここには、次に示す2つのパッケージが置いてあります。

  1. Meadow-1.15-i386.tar.gz: Meadow の実行環境一式
  2. Meadow-1.15-src.tar.gz: Meadow のソースファイル一式
このなかで Meadow の実行に必須なものは、a の Meadow-1.15-i386.tar.gzです。 b は一般ユーザには不要ですが、Meadow のコードに興味のある方は、 ぜひインストールしてください。

なお、パッケージをダウンロードするときに、 ファイル名を変えてしまう ftp クライアントがあることに注意してください。 例えば、古い Netscape Navigator は、 Meadow-1.15-i386.tar.gz を ftp で入手するときに、 Meadow-1_15-i386_tar.gz と拡張子を変えてしまいます。 こうなると、アーカイブ展開ツールによっては、 ファイルを展開できなくなる場合があるので、 元の名前に戻しておきましょう。

アーカイブの展開

まず、Meadow をインストールするディレクトリを決めます。 この場所は、どこでも構いません。 ただし、パス名に、スペースや ASCII 文字以外の文字が含まれてはいけません。 例えば、c:/Program Files/Meadow というパスには、 スペースが含まれているので、ここにインストールしてはいけません。 ここでは C:/usr/local にインストールすることにします。 このディレクトリが存在しなければ新規に作成しておきます。

入手した Meadow のアーカイブが C:/tmp にあるならば、MS-DOS プロンプト、 または bash などの shell を起動して、以下手順でのようにファイルを展開します。 行頭の`$'はシェルプロンプトのつもりなので、入力する必要はありません。 また、MS-DOSプロンプトの場合は、 パスの区切り記号として`/'の替わりに`\'を使ってください。


$ cd c:/usr/local
$ tar xzvf /tmp/Meadow-1.15-i386.tar.gz
tar の z オプションは、アーカイブファイルに対して、 gzip/gunzip をかけることを表わします。 つまり上記のコマンドは、下記と同じです。

$ zcat /tmp/Meadow-1.15-i386.tar.gz | tar xvf -

アーカイブの展開に、WinZip を使う場合は、Configuration/Tar File Smart CR/LF Conversion のチェックボタンをオフにしましょう。 こうしないと、余計なとこまで改行コードが変更されてしまって、 インストールに失敗します。

アーカイブの展開がうまくいくと c:/usr/local/Meadow 以下に、 次のファイルとディレクトリが作成されます。

install.exe の実行

c:/usr/local/Meadow/1.15 にある install.exe を実行します。 Windows のエクスプローラ上から install.exe をマウスでダブルクリックするか、 または、MS-DOS プロンプトから下記のように実行します。 bash や tcsh からでは、うまくインストールできません。


> cd c:/usr/local/Meadow/1.15
> .\install.exe

途中で、Meadow が .emacs ファイルを読み込むディレクトリ、 すなわちホームディレクトリを聞かれますので、適当な場所を指定してください。 .emacs ファイルとは、Meadow をカスタマイズするための設定ファイルです。 このホームディレクトリ、後述 するように、環境変数 HOME で変更することができます。

インストールが終了すると、スタートアップメニュに Meadow が登録されます (Start -> Program -> Meadow -> Meadow)。実行してみて下さい。 めでたく、Meadow が立ち上げれば成功です。